本記事の目的
令和2年から国税庁が提供している年調ソフトにより、従業員の申告情報を電子データ(xmlファイル)で受け取れるようになりました。
本記事では、従業員が国税庁の年末調整アプリを使って作成した申告情報をGozal年末調整に取り込む際の流れをご説明いたします。
国税庁の年調ソフトを使ってGozalに申告情報を登録する手順
■STEP1 年調ソフトをダウンロード
国税庁の年調ソフトをダウンロードします。
年調ソフトは、PC(Windows、Mac)やスマホ(iOS、Android)でご利用いただけます。
■STEP2 年調ソフトに情報を入力
年調ソフトの具体的な操作マニュアルに関しては、国税庁の年調ソフトからダウンロードできます。
※IDには必ずGozalの社員番号を入力するようにしてください。
【!】作成する控除申告書について
「扶養控除等(異動)申告書」は、Gozal年末調整へ取り込む際の必須データとなります。
該当年の「扶養控除等(異動)申告書」は必ず作成してください。
例)「令和5年」の年末調整を行う場合「令和5年分」の「扶養控除等(異動)申告書」を作成
その他の申告書については該当する項目に☑をし、申告書を作成してください。
■STEP3 電子データを出力
年調ソフトから電子データを出力します。
スマホを使っている場合は、電子データをGozalにログインするPC端末にメールで送信してください。
■STEP4 電子データのzipを解凍
PC端末で電子データのzipを解凍してください。
STEP2 にて作成した申告書のxmlファイルが格納されたフォルダが出現します。
【!】フォルダの中に「扶養控除等(異動)申告書」のxmlファイルがあるかご確認ください。
例)令和5年分の場合「fuyo05_A123456.xml」ファイル
※A123456の部分は年調ソフトで設定したIDと読み替えてください。
■STEP5 xmlファイルをGozalにインポート
PC端末でGozalにログイン後、年末調整のデータ入出力から、アップロードするファイル名を選択して、xmlファイルをアップロードします。
【!】最初に必ず「fuyo_社員番号.xmlのインポート」を行ってください。
例)令和5年分の場合「fuyo05_A123456.xml」ファイルをインポート
※A123456の部分は年調ソフトで設定したIDと読み替えてください。
「fuyo_社員番号.xmlのインポート」にて取り込みが完了すると、以下のようにデータ行が表示されます。
データが確認できましたら、STEP4 にて解凍したフォルダの中にある、その他のxmlファイルをすべてアップロードしてください。
データ行をクリックすることで、アップロードした内容を確認することができます。
以上で、申告情報の取り込みは完了です。
Gozal管理者画面で年末調整の計算が終了し、源泉徴収票が発行されると、源泉徴収票のダウンロードができるようになります。