本記事の目的
エクスポートされる月次勤怠項目が各項目毎にどのような内容を集計しているのか確認することができます。
【基本用語】
シフトとは…勤怠管理>勤怠の確認のシフトのことです
休暇設定とは…就業規則の設定の休暇設定のことです
基本設定とは…就業規則の設定の基本設定のことです
集計設定とは…就業規則の設定の集計設定のことです
従業員情報とは…従業員一覧の従業員情報のことです
所定労働時間とは…従業員情報の所定労働時間のことです
【項目内容】
出勤すべき日数
日の種別が平日の日を集計します。
出勤扱い日数
出勤種別が出勤 または 有給の休暇を取得した勤怠を集計します。
時給・日給者の社会保険算定業務時の支払基礎日数として利用することを想定しています。
出勤日数
平日出勤 で 半日休暇ではない勤怠を集計します。
有休日数
休暇のタイプが年次有給休暇の休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
有休(半休)日数
休暇のタイプが年次有給休暇の休暇を半日で取得した勤怠を集計します。
法定休日出勤日数
シフト「法定休日出勤」の日数を集計します。
所定休日出勤日数
シフト「所定休日出勤」の日数を集計します。
代休日数
休暇のタイプが代替休暇で有給の休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
代休(控)日数
休暇のタイプが代替休暇で無給の休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
有休算定出勤日数
平日出勤 または 年次有給休暇の出勤率の算定が出勤扱い日となっている休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
有休算定時の出勤率を割り出す際の「出勤日数」として利用することを想定しています。
有休算定出勤すべき日数
平日出勤か欠勤 または 年次有給休暇の出勤率の算定が出勤すべき日となっている休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
有休算定時の出勤率を割り出す際の「全労働日数」として利用することを想定しています。
特休日数
休暇のタイプが特別休暇で有給の休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
特休(控)日数
休暇のタイプが特別休暇で無給の休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
特休(半休)日数
休暇のタイプが特別休暇で有給の休暇を半日で取得した勤怠を集計します。
所定労働時間(日)
従業員情報>所定労働時間の「日の所定労働時間」を集計します。
所定労働日数(週)
従業員情報>所定労働時間の「週の所定労働日数」を集計します。
所定労働時間(週)
「所定労働時間(日)」×「所定労働日数(週)」を集計します。
所定労働日数(月)
基本設定>勤怠対象年の月の所定労働>1か月の所定労働日数(日数)の「勤怠対象月の所定労働日数」を集計します。
所定労働時間(月)
基本設定>勤怠対象年の月の所定労働>1か月の所定労働時間(時間)の「勤怠対象月の所
定労働時間」を集計します。
平均所定労働日数(月)
基本設定の「月の平均所定労働日数」を集計します。
平均所定労働時間(月)
基本設定の「月の平均所定労働時間」を集計します。
総労働日数
「出勤日数」+「 所定休日出勤日数」+「法定休日出勤日数」+「半日休暇日数」を集計します。
無在籍日数
出勤種別が無在籍 または 休暇タイプが休業の休暇を取得した勤怠を集計します。
日割支給や日割控除を行う際に利用されることを想定しています。
欠勤日数
出勤種別が欠勤の勤怠を集計します。
休日出勤日数
シフト「所定休日出勤」・「法定休日出勤」の日数を集計します。
欠勤扱い日数
出勤種別が欠勤 または 無在籍 または無給の休暇を全日で取得した勤怠を集計します。
月給者の社会保険算定業務時の支払基礎日数を割り出す際に利用することを想定しています。
所定休日
シフト「所定休日」・「所定休日出勤」の日数を集計します。
法定休日
シフト「法定休日」・「法定休日出勤」の日数を集計します。
休日日数計
シフト「所定休日」・「法定休日」・「所定休日出勤」・「法定休日出勤」の日数を集計します。
休暇日数計
「有給日数」+「特休日数」+「特休(控)日数」+「代休日数」+「代休(控)日数」を集計します。
各項目の「半休日数」は含まれません。
総労働時間
実労働時間(出退勤時間-休憩時間-勤務外時間)と「休暇みなし時間」を集計します。
実労働時間
労働した日の「出退勤時間」-「休憩時間」-「勤務外時間」を集計します。
遅刻早退時間
集計設定の遅刻早退時間の集計方法が『1日の所定労働時間に満たない時間を集計する』の場合実労働時間が「所定労働時間(日)」に満たない時間を集計します。
所定内時間
集計設定の「所定労働を集計する日の種別」で設定した日の種別の所定内時間を集計設定の「所定労働時間」で設定された方法で集計します。
法定内残業時間
集計設定の「所定労働を集計する日の種別」で設定した日の種別の所定労働超8時間未満の時間を集計設定の「所定労働時間」で設定された方法で集計します。
時間外労働
日・週・月の時間外労働の合計です。「休暇みなし時間」は時間外労働に含まれません。
日・週の時間外労働…集計設定の「時間外労働を集計する日の種別」で設定した日の種別の
時間外労働を集計設定の「時間外労働」で設定された方法で集計します。
月の時間外労働…「時間外労働(月)」を集計します。
深夜労働時間
22:00~5:00の間に働いた時間を集計します。
この時間帯に休憩、または、中抜け・私用外出した時間は含まれません。
所定休日労働時間
所定休日の「実労働時間」を集計します。
法定休日労働時間
法定休日の「実労働時間」を集計します。
休日労働時間
「所定休日労働時間」+「法定休日労働時間」を集計します。
休暇みなし時間
「有休取得時間」+「特休取得時間」+「代休取得時間」を集計します。
有休取得時間
(有休日数×所定労働時間(日))+(有休(半休)日数×所定労働時間(日)×0.5)を集計します。
特休取得時間
(特休日数×所定労働時間(日))+(特休(半休)日数×所定労働時間(日)×0.5)を集計します。
代休取得時間
(代休日数×所定労働時間(日))+(代休(半休)日数×所定労働時間(日)×0.5)を集計します。
平日労働時間
平日の「実労働時間」を集計します。
法定内労働時間
集計設定の「所定労働を集計する日の種別」で設定した日の種別の時間外労働以外の時間帯を集計します。
固定残業時間
従業員情報>所定労働時間の「月の固定残業時間」を集計します。
固定残業超過時間
集計設定>固定残業>固定残業時間の集計方法で設定した「固定残業対象時間」が「固定残業時間」を超過した場合、その超過した時間を集計します。
時間外労働(月)
集計設定>勤怠対象年の月の時間外労働>月の時間外労働を集計する日の種別で設定した日の種別の月の時間外労働を「月の時間外労働」で設定された方法で集計します。
フレックス不足時間
「フレックス総労働時間」が「フレックス基準時間」に満たない時間を集計します。
フレックス超過時間
「月の時間外用労働時間」が「フレックス基準時間」を超過した時間を集計します。
フレックス基準時間
集計設定>勤怠対象年の月の時間外労働>月の時間外労働で設定した「月の時間外労働」を集計します。
フレックス超過時間(休暇含む)
「フレックス総労働時間」が「フレックス基準時間」を超過した時間を集計します。
月の時間外用労働時間
集計設定>勤怠対象年の月の時間外労働>月の時間外労働を集計する場合「月の時間外労働を集計する日の種別」で設定した日の種別の「実労働時間」を集計します。
フレックス総労働時間
集計設定>勤怠対象年の月の時間外労働>月の時間外労働を集計する場合「月の時間外用労働時間」+「休暇みなし時間」を集計します。
固定深夜労働時間
従業員情報>所定労働時間の「月の固定深夜労働時間」を集計します。
固定深夜超過時間
「固定深夜労働時間」 が0時間超で「深夜労働時間」が「固定深夜労働時間」を超過した場合
その超過した時間を集計します。
特休(控・半休)日数
休暇のタイプが特別休暇で無給の休暇を半日で取得した勤怠を集計します。
固定残業対象時間
集計設定>固定残業>固定残業時間の集計方法で設定した時間を集計します。
代休(半休)日数
休暇のタイプが代替休暇で有給の休暇を半日で取得した勤怠を集計します。
代休(控・半休)日数
休暇のタイプが代替休暇で無給の休暇を半日で取得した勤怠を集計します。
申請休憩時間
勤怠申請で申請した休憩時間を集計します。
裁量労働みなし労働時間
従業員情報>所定労働時間の「裁量労働みなし労働時間」を集計します。
裁量労働みなし残業時間
集計設定>裁量労働制で「裁量労働制を適用する」にチェックを入れた場合集計設定の「時間外労働を集計する日の種別」で設定した日の種別の1日の時間外労働を「裁量労働みなし労働時間」を利用して集計します。
裁量労働みなし時間外労働(週)
集計設定>裁量労働制で「裁量労働制を適用する」にチェックを入れた場合集計設定の「時間外労働を集計する日の種別」で設定した日の種別の1週の時間外労働を「裁量労働みなし労働時間」を利用して集計します。
裁量労働みなし時間外労働
集計設定>裁量労働制で「裁量労働制を適用する」にチェックを入れた場合「裁量労働みなし残業時間」+「裁量労働みなし時間外労働(週)」を集計します。
平日残業時間
集計設定>時間外労働を集計する場合「時間外労働」で設定された集計方法で平日の時間外労働を集計します。深夜労働時間帯の時間外労働も含みます。
所定休日残業時間
集計設定>時間外労働を集計する場合「時間外労働」で設定された集計方法で所定休日の時間外労働を集計します。深夜労働時間帯の時間外労働も含みます。
時間外労働(45時間超60時間未満)
「時間外労働」が45時間を超えた場合、45時間超60時間未満の時間を集計します。
この時間は最大で15時間になります。
時間外労働(60時間超)
「時間外労働」が60時間を超えた場合、60時間を超えた時間を集計します。
本記事の効果
上記内容を確認することで月次勤怠項目の集計内容を確認することができます。